花粉の付着を半減させる 洗濯物の外干し3つの鉄則

3月5日(土)は、二十四節気の啓蟄(けいちつ)でした。

二十四節気は期間をあらわす場合もありますので、その場合、今年の啓蟄は3月5日から20日までとなります。


3月になって、気分はだいぶ春の気持ちになりますが

雪が降ったり、昼間でもまだまだ寒いですね

体調に気をつけていきましょう


花粉もそろそろでしょうか

寒暖差や花粉など、身体にも気持ちにもストレスのかかる頃

自律神経にも負担が強くなり、体調がダウンしやすいです

整体マッサージでしっかりとほぐして体調整えていきましょう絵文字



花粉症の方は、せっかく暖かくなったというのに、なかなか洗濯物が外に干せない日が続いていると思います。

本当は、できればカラッと晴れた日は外干しをしたいという人も多いのではないでしょうか。少しでも花粉の影響を少なくするために、プロに教えていただきましょう。



どうしても外干ししたい場合は

全国で家事代行サービスなどを展開するカジタク・サプライヤチームの鈴木健吾さんは、「花粉シーズンの洗濯物の外干しは、浮遊している花粉が衣類に付着して室内に持ち込まれ、室内で花粉が浮遊する原因となるのでおすすめしていない」と言います。


花王生活者研究部の福地さんも、「花粉シーズンには、できるだけ室内に花粉を持ち込まないのが鉄則。室内に1日に入ってくる花粉約2,300万個のうち4割が外干しした布団や洗濯物などに付着したもの、残りの6割が換気のための窓の開け閉めや換気口などからの侵入でした」と、花粉時期の外干しについて注意を促します。


外出時の着衣も含め、布団、洗濯物への付着で運ばれる花粉の影響は無視できないのです。しかし、住宅環境や家族の生活のパターンから室内干しが難しいケースもあります。外干しでできるだけ花粉の影響を減らすには、どうしたらよいのでしょうか。



花粉シーズンに外干しする場合の鉄則

(1)洗濯物の花粉を払う

洗濯物は花粉を払ってから、取り込むようにします。「外干しした洗濯物や布団は、室内に取り込む前に花粉をよく払うことです。洗濯物についた花粉は手で払うことで4〜6割を落とせます。1枚ずつ洗濯物ごとに軽く手で払うだけでも、持ち込まれる花粉をずいぶん減らすことができるのです」(花王・福地さん)


(2)午前中に干す

洗濯物は、できるだけ早い時間に干した方がよさそうです。「花粉のピーク時間は11時~14時、17時~19時の2回です。朝は花粉の飛散量が少ないので、できるだけ早めに干して午前中に取り込むとよいでしょう」(カジタク・鈴木さん)


(3)洗濯時に柔軟仕上げ剤を使う

衣類の洗濯をするときに柔軟仕上げ剤を使います。「洗濯で花粉は落とせますが、柔軟仕上げ剤には静電気の発生を抑える効果があります。静電気によって、吸い寄せられる花粉の付着を減らすことができるので、効果的です」(花王・福地さん)

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室内干しですっきり乾かすには

「室内干しで問題となるのは、生乾き臭や室内でも浮遊している花粉です。まず、室内に湿気がこもらないよう、換気と除湿を十分に行いましょう。浴室乾燥機がある家庭なら、お風呂場で干すのがいいですね。浴室乾燥機がなくても換気扇を使うなどすれば、洗濯物を干す場所として適しています。


リビングで干す場合、室内に空気の流れができるよう注意し、エアコンのドライ(除湿)機能を併用するなどしましょう。室内の花粉対策には、空気清浄機を使ったり、エアコンに花粉吸着フィルターシートを取り付けると空気をきれいにすることができます」(カジタク・鈴木さん)

https://weathernews.jp/s/topics/202203/050045/


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