寝るときのエアコン設定は何が正解?快適に節電するテクニック

医師が解説!熱中症発症のメカニズム

人間の脳をはじめとした臓器は37℃以下でスムーズに働くため、それを超えるとうまく機能しなくなります。さらに汗をかいて体内の水分が減少すると、筋肉や脳、肝臓、腎臓に十分な血液が行き渡らなくなったり、体内の電解質のバランスが崩れ、さまざまな調節機能が低下してしまうのです。

 

睡眠不足による眠気や疲労も、熱中症リスクが高くなる可能性があります。「こまめな水分補給」「塩分の補給」といった対策を心がけましょう。


設定温度を1℃上げても快適に過ごす省エネテクニック

人は風速1mの風に当たると、体感温度が1~2℃変わるため、扇風機の「気流」を併用すれば、設定温度を1℃上げられます。また、エアコンの設置場所によっては、室内の冷気ムラが発生することがありますが、この場合のサーキュレーターの「気流」を上手に活用することで、解消されます。


睡眠中の熱中症を防ぐ!エアコンを賢く使うワザ

睡眠不足も熱中症の原因の1つ。睡眠に影響を及ぼす物理的3大要因としては、「温湿度」「音」「光」があります。人は入眠時、深部体温が下がることで深い眠りに入り、目覚めに向かって徐々に深部体温が上がっていくのが理想とされているため、快適な睡眠のためには寝室の温度管理が欠かせません。


熱帯夜でも快適に眠るためには、以下の点に気を付けると良いといいます。

●エアコンは寝室に入る30分前につけ、風向きは天井に向けておく

●設定温度は26~28℃とする

●湿度は60%以下に保つ

●タイマーは設定しないで朝までつけっぱなしにしておく


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https://allabout.co.jp/gm/gc/498214/