5月は心身の疲れを感じる人が多くなる時期です
新年度のスタートという変化がストレスとなり、5月頃に心身の不調として現れます
春の寒暖差や気圧変動なども知らず知らずのうちに負担となっています
腸は、『第2の脳』と呼ばれることがあるように、人の感情や体に大きな影響を与えるものです
腸は自律神経(交感神経と副交感神経)のコントロールを受けて活動しています
ストレスにより交感神経が過剰に活発になるなど自律神経のバランスが崩れると
腸の働きに悪影響があります
心配事があるときに便秘や下痢になるなど、実感したことのある方も多いでしょう
腸内に棲む微生物『腸内細菌』は様々なな神経伝達物質を作っており、これも感情に影響します
特に、『幸せホルモン』とも呼ばれるセロトニンは90%が腸内にあり
不足すると気持ちが落ち込んだり、不安を感じやすくなるとされています
何か不安や異変を感じたら、その気持ちを無視しないことが大切です
自分自身をいたわって、元気に過ごせるようにしていきましょう
腸を“正しく”動かすためのケアとして、簡単で効果的なのがストレッチとマッサージです
【足の曲げ伸ばし】
(1)あおむけに寝て、片方の膝を曲げる。
(2)両手を膝にかけ、息を吐きながらお腹の方に引き寄せる
(3)そのまま10秒キープする
(4)同様に反対の足も行い、交互に3〜5回繰り返す
【椅子を使った腹筋トレーニング】
(1)椅子に深めに座り、両手で座面をつかむ
(2)両足を揃えて、床から約10cm引き上げる
(3)そのまま10秒キープし、足を下ろす
(4)1〜3を10回繰り返す
【お腹くるくるマッサージ】
(1)仰向けに寝て、膝を立てる
(2)手のひらをおへその下にあて、時計回りにゆっくりくるくるとマッサージ
(3)お腹全体心地よくなるまで、3〜5分程度行う
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