コロナ飲み薬、重症化リスク半減 メルク、米で使用許可申請へ

新型コロナ軽症者向け飲み薬 年内調達へ 米・メルク社が開発

アメリカの製薬大手「メルク」が開発中の新型コロナウイルスの軽症者向け飲み薬について、厚生労働省は、年内にも特例承認し、調達できるよう調整を進めていることがわかった。


メルク社は、新型コロナの飲み薬「モルヌピラビル」の最終段階の治験を進めていて、中間分析では、患者の入院または死亡のリスクを半減する効果があったという。


メルクは近く、FDA(アメリカ食品医薬品局)に緊急使用許可を申請する予定で、承認されれば、世界初の新型コロナの飲み薬となる。


厚労省は、アメリカで緊急使用許可が下りて、日本国内で承認申請されれば、年内にも特例承認し、調達する方向で調整している。


FNNプライムオンライン

2021年10月4日 月曜 午前11:54

https://www.fnn.jp/articles/-/248286



コロナ飲み薬、重症化リスク半減 メルク、米で使用許可申請へ

【ニューヨーク時事】米製薬大手メルクは1日、開発中の新型コロナウイルス経口治療薬「モルヌピラビル」の後期臨床試験(治験)の暫定分析結果で、重症化リスクがほぼ半減したと明らかにした。極力早く米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請する方針。認可されればコロナの飲み薬としては世界初となる可能性があるという。


軽中等症の成人のコロナ患者にモルヌピラビルとプラセボ(偽薬)を投与した治験で、モルヌピラビルは入院や死亡のリスクを約50%低下させた。飲み薬が処方されるようになれば、医療機関の負担が軽減されると期待されている。


2021年10月01日23時02分

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021100101297