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老眼が進むとどうなる? 脳の働きまで落ちることも
2020年12月16日
老眼が進むとどうなる? 脳の働きまで落ちることも
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO60605600Q0A620C2000000?channel=DF260120166496
特に、中高年の方、スマホの使い過ぎに注意しましょうね
老眼はそもそもレンズの役割を果たす水晶体が加齢により硬くなり、ピント調節ができなくなってくることで起こる。「水晶体の加齢による2大変化は硬化と濁り。前者は老眼、後者は白内障を引き起こす」
近くを見る際、焦点を合わせるのに水晶体は厚くなるが、硬くなるとそれができなくなる。水晶体の厚みを変えるよう動く毛様体筋も加齢とともに弱まり、調節機能が低下するので近くが見えにくくなるというわけだ。
ただ見えづらくなるだけではない。「人間が受け取る情報の9割以上は視覚からとされている。見えにくくなれば脳への情報量も減るので、脳機能の低下にもつながる可能性がある」
高齢者を対象とした調査で、視力の良い人はそうでない人に比べて認知機能が高いという報告も。
見えづらくなると転倒リスクが高まったり、外出がおっくうになったりすることで足腰の筋力低下も懸念されるなど、全身の健康に悪影響を及ぼしかねない。
「スマホ老眼」は、こうした加齢による老眼とは仕組みが異なり、「長時間小さな画面を手元で見続けることなどによる『眼精疲労』の一種。スマホ操作の時間を減らす、1時間に1回は遠くを眺めるなどして目の筋肉をゆるめることで改善が可能だ」
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