線維筋痛症

線維筋痛症
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22306230W7A011C1000000?channel=DF140920160927

とんでもない難病のようにイメージだけが拡大される傾向ですが
過労と精神的なストレスですね
交感神経が常に優位にあり、身体が興奮状態にあると
疲労物質の蓄積した場所で炎症が起こり痛みの信号を出します

嫌味な上司の下で肉体労働とか長時間の勤務とかを
何年もやったりするとなりますね
転職とか、まず生活環境を変えて、ゆっくりと休んでいけば
身体とメンタルは回復してきます(´ω`)

激しい全身の痛みが特徴
線維筋痛症とは、全身の激しい痛みが特徴的な病気だ。痛みは急に発症し、慢性化する。患者の痛みの訴えは「筋肉がひきつれるような」「骨が裂けるような」「全身をガラスの破片が巡っているような」などと表現され、重症な場合には、「痛みで失神してしまう」「布団が背中に当たるのが痛くて、1年も横になって眠れていない」「ものを飲み込むと喉が痛くて食事がとれない」といったケースもあるそうだ。

「筋肉は骨膜という骨の膜についていて、関節周辺の筋肉が収縮するたびに骨膜を引っ張るため、骨が裂けるような激しい痛みを感じるのです。健康な人でも似たような痛みを一時的に経験することは珍しくありませんが、それが何年も回復せず、全身に起こるのですから、非常につらい病気です」

骨格筋だけでなく、内臓なども含めて、深いレベルまで全身の筋肉がけいれんのようにひきつれるため、胃腸障害や月経困難症、排尿障害、血流不全など全身に不調をきたす。痛み以外にも、慢性的な疲労感、眠れない、しびれ、こわばり、口の渇き、頭痛、光がまぶしいなど多彩な症状が見られ、うつ病、強迫性障害など精神疾患の合併も少なくない。

男女比は1対5~8、年齢では30~50代と中高年の女性に多く、国内でも潜在的に200万人の患者がいると推定されているが、そのうち医療機関にかかっているのは5万人程度だという。治療を受けている人が少ない背景には、セルフケアでなんとか付き合っている軽症の人も多いことや、多くの科に関わる多彩な症状が表れることからなかなか診断にたどりつかない、治療がうまくいかずに病院から遠ざかる人もいる、といったことが考えられる。

・広範囲の痛みが3カ月以上続く
・18カ所の圧痛点(図)を指で押すと11カ所以上で激痛が走る
・原因となるほかの病気が認められない
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