お尻のコリをほぐすといいことだらけ!

お尻が硬いと骨盤が歪む、坐骨神経痛にも

お尻の筋肉はとても大きくて強い分、疲れていてもコリや痛みを感じにくい箇所です。お尻には大臀筋や中殿筋、梨状筋などのたくさんの筋肉があり、そのどれもが大切な役割を持っています。


中でも重要な役割として、骨盤を支える働きがあります。骨盤がお尻の筋肉に支えられずに歪んでしまうと、全身にその歪みは波及していきます。


また、坐骨神経と呼ばれる人の体の中で最も大きな神経もお尻の筋肉のすぐ側を通っています。


この坐骨神経はお尻から足先まで伸びており圧迫されると重くてだるい症状が足全体に広がり、ひどい場合は痺れを伴う為、夜も眠れないこともあります。


お尻の筋肉が硬くなることで、坐骨神経が圧迫され足の重だるさや痺れを伴う坐骨神経痛と呼ばれる症状です。


股関節にも悪影響し腰痛にも

お尻の筋肉が硬くなると股関節の動きも悪くなります。動きの悪くなった股関節だと歩く際に足がきちんと持ち上がらず、歩くことになります。


そうなると、歩く際の体重の分散が上手くいかなくなり、腰に負担が掛かりやすくなります。


前述した様に、お尻の筋肉は骨盤を支えている筋肉でもありますから、疲れが溜まりコリが生じることで骨盤が歪み、股関節の動きも悪くなることで、腰への負担が増し、腰痛も引き起こします。


腰痛、骨盤の歪み、坐骨神経痛とお尻の筋肉の硬さや疲れを放っておくと、大変なことになります。

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お尻の硬さをチェック

自分では中々気がつかないお尻の疲れ。ストレッチをしながらどれくらい硬いのか確認していきましょう。


まず、床の上に仰向けに寝転び、両ひざを立て膝を曲げます。次に、どちらか片方の足の外くるぶしを反対側の膝に引っかけます。


この時、引っかけている方の足が4の字になるように足を水平にするのがポイントです。


そのまま、膝を抱えこむ様に持ち上げていき、膝が自分の胸に当たるまで曲げていきましょう。左右の足を組み替えて両方ともに行い、胸に膝が当たる人は合格、お尻の筋肉は柔らかい状態です。


どちらか片方でも胸まで膝を持ち上げられなかった人は、お尻の筋肉がコリ硬くなっています。


このチェック方法はそのままお尻のストレッチになりますから、届かなかった人はストレッチとして続けていきましょう。


https://www.youtube.com/watch?v=nToUQsobeUg


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