いくつかの整形外科手術による痛みの減少はプラセボ効果によるもの

新しいペインサイエンス系の論文を紐解いていくと、構造の変性(関節唇、椎間板、ヘルニア、狭窄症など)は加齢によるものであり、痛みとの関連性は低いと言われています。

そういった構造への整形外科手術とプラセボ手術を比較したという研究がいくつかあります。

これら研究がサイエンスから見て妥当性が高いということになれば、いくつかの手術は不必要だと言えます。
https://dnmjapan.jp/surgical-placebo/
https://note.com/dnmjapan/n/n6d3463afb478

プラセボ効果(プラシーボ効果)とは
効き目のあるくすりを服用していると本人が思い込むことによって、病気がよくなることがあります。

プラセボ(偽薬)と言う、効き目ある成分が何も入っていないくすりを服用しても、患者さん自身が、自分が飲んでいるくすりは効き目があると思い込むことで、病気の症状が改善することがあります。これをプラセボ効果と呼んでいます。治験ではこれを科学的に証明するために、場合によっては有効成分を含まないプラセボ(偽薬)を服用していただくことがあります。効き目のないものを服用して症状が悪化したらと不安に思われるかも知れませんが、医師や治験に関わる人が慎重に患者さんの様子を確認しており、変化が見られたら直ぐに適切な処置することになっています。
http://www.jpma.or.jp/medicine/shinyaku/tiken/allotment/tiken/tiken20.html

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