午後も全集中で仕事ができる「上手な仮眠」の掟

午後も全集中で仕事ができる「上手な仮眠」の掟
時間・姿勢・場所で気をつけるべき5つのルール

〈コツ1:15分程度眠る〉
仮眠の基本は15分程度。どんなに長くても30分以上眠らないことです。そうすることで、午後の仕事に集中しやすくなります。
長い仮眠は、自律神経の乱れにつながり、夜の睡眠の妨げになったり、アルツハイマー型認知症の危険性を2倍に高めると言われています。

〈コツ2:寝る前にカフェインを摂る〉
仮眠はしたいけど寝すごすことが心配な人は仮眠前にカフェインを摂取しておきましょう。「寝る前にカフェインを摂取したら眠れないじゃないか」と思った方、ご心配には及びません。カフェインが身体に効き始めるまでには時間がかかるので、眠るときの邪魔にはならずに、少ししてから目覚めやすくなるのです。

〈コツ3:正しい姿勢で眠る〉
机の上で突っ伏して仮眠を取る場合は、顔の向きを下にすることをオススメします。横に向けてしまうと、それが原因で首に負担をかけてしまい、身体のゆがみにつながるおそれがあるからです。
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リモートワークでの仮眠の落とし穴
リモートワークを取り入れる企業が増えました。その結果、自宅で仕事をする機会が増えたので、仮眠はぐっとしやすくなったと言う人もいるでしょう。それ自体は大変喜ばしいことですが、注意しなければならないこともあります。

〈コツ4:ベッドで寝ない〉
自宅のベッドで寝ないこと。机での仮眠にとどめることです。
ベッドだと深い眠りに入ってしまいやすいので、15分をオーバーして眠ってしまいやすくなり、要注意です。

〈コツ5:寝るなら16時まで
仮眠を行う際は、私は16時までに行うようにしています。夕方以降に仮眠を取ると、夜の本睡眠に悪影響を及ぼすことがわかっているからです。

https://toyokeizai.net/articles/-/404771