花粉症の重症度セルフチェック

三寒四温でゆるゆると気温は上がってきました

仙台の花粉の飛散は2月24日頃と予報発表されてます

十分な対策を。。でもつらいですけどねー



今年も花粉症の流行シーズンを迎えています。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみなど、花粉症の方にとってはとてもつらいものですが、その重さ、ひどさや症状は、人によって千差万別です。適切な治療を受けるためには、自分の重症度と症状をきちんと把握しておくことが重要です。


国の指針では無症状から最重症まで5段階

国は花粉症を含むアレルギー性鼻炎の治療指針として、「鼻アレルギー診療ガイドライン―通年性鼻炎と花粉症―2016年版(改定第8版)」を作成しています。

指針では、1日のくしゃみ発作回数、鼻をかむ回数、鼻閉(鼻づまり)の各症状の程度と、くしゃみ、鼻漏型(鼻水)、鼻閉型、充全型(すべての症状が同程度に現れる)の各病型に分類。それによって花粉症を無症状、軽症、中等症、重症、最重症の5段階に設定しています。


早めの医師への相談と、日頃からのセルフケアが重要

厚生労働科学研究が発行している「花粉症の正しい知識と 治療・セルフケア」(大久保公裕・日本医科大学耳鼻咽喉科教授監修)によると、毎年激しい症状がみられる患者には、「初期療法が有効」といいます。


初期療法とは花粉が飛び始めた時季か、症状が少しでも表れた時点で薬物療法を始める治療法で、症状が重症化するのを抑えられます。「ガイドライン」では初期療法として、「第2世代抗ヒスタミン薬」「抗LTs薬」「遊離抑制薬」のいずれかの投与を勧めています。


「抗ヒスタミン薬」はくしゃみや鼻水に効果がありますが、多少の眠気が出るという副作用があります。「抗LTs薬」は鼻閉のほか、鼻水・くしゃみの改善効果もあります。服用を始めてから1週間ほどで効果が現れます。「遊離抑制薬」は点眼薬です。


これらの薬を医師の処方により適切に使い分けることで、患者の5~6割は花粉症の症状がほとんど表れないまま、花粉が飛散する時季を過ごせるといいます。


水や市販の洗浄液で目や鼻を洗うと、症状が緩和されることもありますが、花粉が逆流して体内に戻り、かえって症状の悪化につながる場合もあります。花粉症対策には、とにかく早めに医師に相談することが必要です。


そのうえで、日頃からめがねやマスクの装着、花粉が付着しやすいウールの服は避ける、洗濯物はよくはたくなど、手軽にできる「セルフケア」も心がけましょう。

https://weathernews.jp/s/topics/202302/180075/


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