自律神経のバランスが崩れると体にあらゆる不調を起こし始めます。
特に、冷えや不眠の症状は、免疫力の低下、肥満、お肌のトラブル、ひどい生理痛など健康、美容の大敵です。
体を温め、ぐっすり快眠することで免疫力を高め、美容も健康も保つ為には、自律神経をバランスよく保つ必要があります。
自律神経を整える爪もみの効能
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指先、特に爪の生え際には神経が集まっています。そこを刺激することで自律神経を整え、健康や美容にたくさんの良い影響を与えます。
肩こり、冷え性、アトピー、不眠、生理痛など、自律神経の乱れによる体の不調のほとんど全てと言ってもいいほどにたくさんの効能があります。
自律神経とは、活発に活動する時に働く交感神経、リラックスして休息している時に働く副交感神経に分けられます。現代人は、この自律神経のバランスが崩れている為に、体の不調が起こりやすいと言われています。
爪もみで自律神経の切り替えが上手くできるようになれば、体の活動と休息のバランスがとれるようになります。
爪もみのやり方
爪の生え際の両脇を人差し指と親指で摘まむようにして刺激します。痛いと感じるくらい強めに押すのがポイントで、10秒間を目安に押し続けて下さい。
どの指から始めてもいいので、一本ずつ順番に爪の生え際の両脇をしっかりと押していきましょう。
各指ごとに効能が違うので、気になる症状がある人はその指の爪を念入りに、20秒間程押しておきましょう。
親指の爪
肺、のど、鼻などの呼吸系、ぜんそく、リウマチ、ドライマウス、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎にも効果的。
人差し指の爪
胃腸の不調に効果的、消化器官に不調を感じている人はしっかりと刺激を。
胃痛はストレスからも起こります。ストレスが溜まりがちな人にもおすすめの爪つぼです。
中指の爪
耳鳴り、難聴に効果的とされています。
スマホや音楽プレーヤーを使いイヤホンで耳に負担をかけ過ぎている人は中指の爪もみをしっかりと。
小指の爪
爪もみの中でも最も多くの効能があるのが小指の爪です。肩こり、腰痛、生理痛、不眠、更年期障害、自律神経失調症など多くの効能があります。
薬指の爪もみはダメ
薬指は交感神経を強く刺激してしまいます。活動的に動く際に働く交感神経は、爪もみをして刺激しすぎるとストレスを受けた時と同じような作用を体に与えてしまいます。
交感神経が優位になり過ぎて、自律神経のバランスが崩れるのを防ぐため薬指の爪もみは控えましょう。
特に、睡眠前に刺激してしまうとリラックスモードの副交感神経に切り替わりずらくなり睡眠の質が悪くなるので絶対にやめましょう。
交感神経優位にさせてしまう薬指の爪もみ。
その効能を逆手にとって、朝の寝起きが悪い時や、二度寝してしまう人は布団の中で押してみるのはアリです。
目が覚めるので、朝が苦手な人は押してみましょう。
足の爪もみもやってみよう
手の爪と同様に、足の爪にも同じ効能があります。爪もみのやり方も全く同じで爪の生え際の脇をしっかりとつまんで押すだけです。
足先の冷え症や不眠に効果的です。手の爪と同じく、足の爪も薬指を刺激してはいけません。
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