寝ている時の姿勢で、体や心の状態が分かるって知っていましたか。
横向きで眠る人、大の字で眠る人、仰向きで微動だにせず眠る人、それぞれに健康状態が現れています。
中でも最も要注意なのが万歳の姿勢で眠る人。
あなたは朝起きた時、バンザイしていませんか?
バンザイ寝は体のSOSサイン
普通の眠る姿勢は仰向けで手は真っ直ぐに降ろされた状態です。ほとんどの人は基本的にこの姿勢で眠りについて、寝返りをうちながら横向きになったりします。
健康な人はこのような寝姿勢が普通なんですが、疲れが溜まりすぎて体がSOSのサインを出した時に取る寝姿勢があります。
それは、ちょうど万歳をしたときの格好で腕を頭の上に挙げた状態、\(^o^)/ まさに、こんな感じです。
万歳の姿勢は、首、肩、背中上部の筋肉を伸ばすので、肩こりや眼精疲労がひどい時に行うストレッチとしては最適です。
デスクワークなどで前傾した姿勢をとる続けることで前縮した肩周りの筋肉を、寝ている時に体が自然に万歳の姿勢を取って元に戻そうとしているのです。
短時間のストレッチとして、万歳の姿勢を取ることは硬くなってしまった筋肉を緩める為に効果的ですが、睡眠時間ずっとその姿勢というのは危険です。
バンザイ寝は睡眠の質が落ちる
バンザイ寝の格好は肩から指先にかけての動脈が引き伸ばされることになります。その為、腕が疲れ血行も悪くなり、筋肉が硬くなることで四十肩や五十肩の原因になります。
また、気道が狭くなるので、いびきをかきやすくなるとも言われています。
血行を悪くするので体を冷やしてしまうので翌朝も疲れが残る原因となり、その疲れがさらにバンザイ寝を繰り返させる悪循環を生みます。
つまり、バンザイ寝はすればするほど体の不調を悪化させていく危険な寝相と言えます。
根本的な改善をすべき時のサイン
首、肩、背中の強いコリや眼精疲労の蓄積がバンザイ寝を生み出す根本的な原因。
朝起きた時に、万歳の格好を取っている人は体がSOSのサインを出しているということです。
体のケアが必要ですから、寝ている時じゃなく起きている時に意識して万歳ストレッチを実践しましょう。
ストレッチだけでなく、寝る前にしっかりとお風呂に浸かったり温湿布を使って肩や背中の筋肉を温めるだけでも血流が良くなるので、バンザイ寝の予防になります。
それでも、バンザイ寝がなおらない人は根本的に体の不調を取り除く必要があります。その場しのぎの、もみほぐしやマッサージでは根本的な不調の改善は出来ません。
体の歪みを整え、コリかたまった筋肉をほぐしてくれる本格整体がおすすめです。
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